2001年7月13日(金)

$Id: 20010713.html,v 1.2 2001/07/15 03:35:30 hamano Exp $

やっとまともにXが上がったのだ。 いままでずっとXFree86-4.1.0でXを上げようと格闘してきたのだが、 全くもってうまくいかなかった。 僕のぱそこんのビデオカードはMystique(互換?)で、 XFree86-3.3.6ではいちおう上がってたんだけど、 ビデオカードのチップの何らかの初期化はwindozeじゃなきゃできないとやらで、 windozeを一回起動してリブートしてからXを上げなきゃなんないという 屈辱的な状況だったのだ。

それがXFree86-4系だと解決されてるらしく、 ちょうどXFree86-4.1.0がリリースされたばっかだったので、 じゃ4.1.0を入れてみるかということになったのだ。 でもうちにはextra-narrowband Internetしかavailableで なく(すなわち33.6Kのモデム接続しかなく)、 しかも常時接続でもない(すなわち1分ごとに課金される)から、 フロッピーにバイナリを入れて(20枚近くになったのだ!)持ってきたのだった。 バイナリからのインストール自体は簡単だったんだけど、 XF86Configの設定がどーしてもうまくいかない。 3.3.6のときの設定と全く同じようにしてもダメ。 BIOS(と98でも言うのかしら?)の設定をいじっても、XF86Configのoptionをいじっても、 なだめてもすかしても神頼みしてもうまくいかない...

こうなったらやっぱりsourceからコンパイルするしかないでしょと決心する。 でもまたフロッピー作戦を断行するのはいささかめんどくさい。 で、まわりを探してみたところ、 古いUNIX USERにXFree86-4.0.1のsourceが入ったCD-ROMが付いてた。 最新の4.1.0じゃないけど、 そもそもの目的はXFree86-4系でwindozeから解放されることだったので、 まぁ良いでしょということで、それを利用した。 コンパイルが終わるまで待ってたら明日の朝寝坊するか、 下手したら徹夜になっちゃうので、

make World >& world.log
とやって寝る。 朝起きたら無事コンパイルも終わっており(logによると2-3時間くらいでできてた)、 XF86Config.98をコピって、 ビデオカードのとこの設定をちょこっといじったら何の苦労もなく上がった。 よかったよかった。

でも、4.1.0での不具合は一体何だったんだろう。 こんどなんとかsourceを持ってきて、コンパイルしてみよっかな。 binaryの問題なのか、4.1.0が悪いのか、問題を切り分けてみよう。

とにかくこれで晴れてwindozeから解放される! おうちでも遊べるようになったぞっと。


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