システムについて
メインとなるシステムはガーディアン・フォース,ドロー,及びそれらを利用したジャンクションである.
☆ガーディアン・フォース
- ガーディアン・フォース(Gardian Force 以下G.F.)は,平たく言えばVから続く召喚のことである.従来の召喚と異なる点は,G.F.にHPが設定され,キャラクターとして扱われる点である.当然レベルアップもする.
- これまでは召喚魔法の発動までに要する時間として詠唱時間が設定されていたが,今回は,G.F.というコマンドを実行すれば直ちににG.F.は現れるが発動までに召喚者と被召喚者との相性に応じた時間がかかるようになっている.相性は使ったG.F.との相性が上昇し,他のG.F.とのそれは下降する.また,属性が正反対のG.F.間では相性の下がり幅が大きいようだ.
- G.F.が現れてから発動までの間の敵からの攻撃は召喚者の代わりにG.F.が受ける.ただし,アイテムや魔法による効果は召喚者に作用する.G.F.を盾にして回復することも可能である.
- G.F.のHPがゼロになるとそのG.F.は使えなくなる.通常,戦闘中はG.F.を回復させることはできないので注意が必要.
- G.F.にはアビリティというものがあり以下で述べるジャンクション・システムと大きな関係がある.
☆ドロー
- FF8において「魔法」は魔女のみ使うことができ,普通の人間は擬似魔法というもので魔法を扱うことができるという設定になっている.そこで必要なことがドローという概念である.
- ドローは自然(動植物も含む)から構成要素を魔法として取り出すというものらしい.
- 魔法を入手するには,敵からドローする方法とドローポイントと呼ばれる場所でドローするという方法がある.
- 敵からドローする場合は,“放つ(すぐに使う)”か“ストック(後でコマンド「まほう」で使う)”の選択ができる.
- ストックした魔法は魔法として使う以外にジャンクションしてキャラクターを強化することができる.
- 擬似魔法,ドロー,ジャンクションの発案者はオダイン博士という設定.ちょっとアレな人です.
☆ジャンクション
- FF8には防具が無く,武器も付加的なものに過ぎない.そのため「装備」というコマンドは無い.その代わりとなるのがジャンクションである.
- ジャンクションにはG.F.のジャンクションと魔法のジャンクションがあり,魔法をジャンクションするためには,まずG.F.をジャンクションする必要がある.
- G.F.をジャンクションすると「たたかう」以外のコマンドが使えるようになる.コマンドはG.F.が修得しているアビリティによる.
- G.F.のアビリティには,上記のコマンドアビリティの他に魔法をジャンクションするためのアビリティ,メニューからコマンドとして使うアビリティ,キャラクターに特殊能力を付加するアビリティがある.
- ジャンクションアビリティに応じた箇所に魔法をジャンクションし,パラメータを上げることができる.HPJだったらHPが上昇,力Jだったら力が上昇という具合だ.
- 魔法の数が多いほど,魔法の格が高いほどジャンクションの効果は高い.つまり,強い魔法を沢山ストックしておけばよい.