二郎と私
Last-modified:
二郎との最初の出会い
"二郎"という言葉を初めて目にしたのは,まだ実は高校3年@福岡の頃です.
当時,慶應義塾大学への学校推薦を
もらって,慶應に関する出版物
(たしか慶應画報とかいう名前だったと思う)を読んでいたら,
三田キャンパスのすぐ近くに"ラーメン二郎"というラーメン屋があって,
そこでは,呪文のような注文方法がある..と書いてあり,それに興味を持ったのが
一番最初だと思います.その時は
"まぁ,慶應に入学したら,いつかは食べるんだろうなぁ."というぐらいにしか
思ってませんでした.
二郎に行くまで...
で慶應に入学したのですが,そこから実際に二郎のラーメンを食べるまでは
かなり時間がかかりました.というのも私は理工学部に入学したので,
学部1,2年は日吉キャンパス,学部3,4年および修士1,2年は矢上キャンパス
で過ごしたため,三田キャンパスに行くこと自体あんまりありませんでした
(せいぜい三田祭とか).でもサークルで先輩や三田の人からの二郎の話を
聞く機会は多く,"行列ができているので並ばないと食べられない"とか
"例の呪文をちゃんと言えないと店のおっちゃんからは怒られるし,他の客からは
ひややかな目で見られる"とかいろんな話を聞いていました.そんな話を
聞きながらも二郎に行く機会はなく,気づいたら学部4年になって卒論を書い
ていました.
最初の二郎
二郎に行く時は突然訪れました(っといっても僕にとっての最初の二郎は,
三田本店じゃなく武蔵小杉店でした). 僕が所属してた
研究室は当時"謝恩会"と呼ばれる
研究室のOB会を毎年3月にやっていて,謝恩会の場所をサーベイしにすだっち
の車で自由が丘に行った帰りのことでした(その時一緒に行ったのは,
すだっち(当時B4),きーち(B4),こまき(B3),きょうだ(B3),そして私の5人
だったと思います.あんまり自信なし).車の中で誰かが"武蔵小杉に二郎があ
るよ"と言った一言で, 武蔵小杉の二郎に突然行くことになりました.
その店での出来事はここを参照することにして,
ともかく"ジャンク"でした.
そして三田本店
そんな私もなんとか学部を卒業し,大学院に入学することになり,大学院の
入学式に出席するために三田キャンパスに行ったときのことでした.入学式は
あっさりと終了し,昼飯食っていこうということで遂に三田の二郎に行くこと
になりました.とりあえず行列の最後尾に並んで待つこと20,30分,
遂に店の中に入りました.
注文したのは多分"小ぶた"だったと思います.がトッピングの追加時の
呪文のような注文方法は当時全く知らなかったので,
店の人の"ニンニクいれますか?"という問いに"あっ,は,はい"としか答える
ことができませんでした.詳しくはここを見て下
さい.ともかく,武蔵小杉とはまた違う,あのなんともいえない絶妙なジャン
クさには驚きました.そして思いました,"これはハマるな"と...
就職してから...
と思いながらも,学生時代に二郎に行ったのはこのニ回だけでした:-).
でなんとか大学院を修了し,
ソニーに就職しました.
で,二郎に対するテンションが下がり始めていたこの私をもう一度あの二郎の
ジャンクな世界にいざなってくれたのが,いしいさんの
"品川にも二郎あるらしいよ"という一言でした.さっそく昼休みに行って
食してみると,たしかに味のベースは二郎なのですが,
そこには武蔵小杉でもない三田でもないまた違った二郎がありました.
そして,その時思いました."他の二郎も食べてみたい.二郎を全店制覇して
二郎の世界を堪能したい"と.これがこの"ラーメン二郎全店舗制覇への道"の
始まりです.
二郎はラーメンじゃない,二郎というたべものだ.
昔,偉大なるジロリアンはこのようにいいました.その通りだと思います.
このような偉大なジロリアンから見ると私はまだまだ未熟です.なんせ,
"大"を注文するのにためらっているぐらいですから.
いつか,
"大ダブルカラカラカラメヤサイドカモリニンニクマシマシアブラブラ"
をかっこよく注文できるような素敵なジロリアンになりたいですね.
二郎のメインへ
back to HOME
shitama@tokoro-lab.org